マルとエルが幼少期やっておいてよかったことランキング
第1位 読み聞かせ
スージーは本が友達だったので、
本の楽しさを知ってもらいたい気持ちに、選ぶ楽しみも相まって
子供達には1歳くらいから毎日読み聞かせを続けました。
幼稚園生のころは、朝2冊、寝る前に5冊くらい。
それでは、スージーが考える「読み聞かせを続けることのメリット」を紹介したいと思います。
読み聞かせを続けることのメリット
自分で本を読むことへの導入になる
読み聞かせで、子供は新しい言葉や表現を学べます。
親や大人が読み聞かせをすると、最初は音を通して言葉を学び、
語彙力や理解力が深まり、次に文字を追うようになります。
私は、子供たちがひらがなに興味を持ち始めたとき、
読んでいる個所を指でなぞったりしていました。
ずっとじゃなくても、「今ここを読んでいるよ」と
途中で指を出して教えてあげるだけでも、効果的だと思います。
本が好きになる(いずれ速読ができるようになる)
本をたくさん読んであげることで、本が好きになる。
内容が楽しい、お母さんとの時間が楽しい。
そんな理由から本を好きになれば、いつか自ずと自分から本を読むようになってきます。
好きこそものの上手なれ。
本をたくさん読んだ人は必ず読むスピードも上がります。
文部化科学省が行った「子供の読書活動の推進に関する調査(2022年)」では、
近年スマートフォンやゲームの普及が一因となり、
小中学生の読書時間が減少傾向にあることが示されています。
しかし、近年、中学受験の国語試験では長文問題が重要視されており、
難関校の場合1200~2500字程度の国語の長文問題が出されます。
速読は、今の中学受験には大きな武器になります。
なにより速読を習得すれば
読むのが楽しい→たくさん読む→速読ができるようになる→
たくさん読める→継続的に本を読める習慣がつく→読むのが楽しい
と良いサイクルに!
自分では経験できないことを本で疑似体験することで主人公や登場人物の気持ちを想像したり、世界を広げることができる
子供は圧倒的に経験値が足りません。
例えば、田植え。
田植えをしたことがあっても、
稲の背が伸び、実がつき始め、黄金色になり、
稲刈りをして、脱穀やもみすり、精米までを
経験したことがあるお子さんはいるでしょうか。
したことがないことや、見たことがない場所も
本で見たり読んだことがあれば、それは子供たちの知識となります。
また、最近の小学校受験では、ある場面や物語が読まれて質問をされるなど
相手の気持ち(他者の気持ち)になれるかどうかの試験があります。
もし、「お友達が転んで泣いていました。あなたならどうしますか?」という問題であれば、
すんなりと答えられるお子さんもいらっしゃるかもしれません。
でも、こんな問題ならどうでしょうか。
「明日は遠足です。はるくんは新しく買ってもらった目覚まし時計を持って、
お母さんに「明日は絶対自分で起きるから!お母さん起こさないでね!」と言いました。
翌日、はるくんは起きられず寝坊してしまいました。
そして、お母さんに「なんで起こしてくれなかったんだよ!!」と怒ってしまいました。
遠足から帰宅すると、はるくんはお母さんに今日あった出来事を楽しそうに話し始めましたが
お母さんは悲しそうです。
なぜお母さんは悲しそうなのでしょうか?あなたならお母さんになんと声をかけますか?」
これは実際に小学校受験で出された問題です。
幼稚園生にはとても難易度が高い問題だと思います。
日常生活では、朝子供と多少もめても、
遠足から帰宅したら、笑顔で迎えるお母さんも
多いかもしれません。
でも問題はそうではありません。
ここに「想像力」が必要になってくるわけです。
親子の触れ合いの時間ができ、子供が安心感を感じる
読み聞かせは、お母さんなどのより近い大人が読むことで
子供に安心感を与えると言われています。
安心感があると、ストレスが軽減され、前向きな思考や行動に繋がると言われています。
American Psychological Associatinの研究によると、
ストレスを感じない環境が子どもの学業成績や情緒の健康によい影響を与えている
ことが証明されているそうです。
読み聞かせの時間は心を落ち着け、リラックスできる機会になります。
また、特に寝る前の読み聞かせは、安心感を与え、良い睡眠を促進するそうです。
読み聞かせを続けた結果、二人は本好きになりました。
特にマルは、本の虫!
次は、読み聞かせから、本好きになるまでの過程で
スージーの失敗談や
マル(娘)とエル(息子)で、おもしろい違いが出たので
分けて記載します。👇