中学受験をしない選択 マルの場合
マルという女の子
中学受験をしないと決めたマル。
今のカトリック小学校の学びが合っているようで、
このまま付属の中高に進学すると本人が決めました。
普通、休み時間が楽しいとか、友達と会えるのが楽しいとか
学校ってそういうことが楽しみで行くと思いますが、
マルはちょっと違うんです。笑
学校の行事や企画が大好きで、
いつも率先してクラス企画を立てては、みんなを巻き込んで
実行しております。
毎日「あぁ、どうしよう今日も忙しい。班長会議なの」とか
「今日こういう企画を立てて、みんなで集まったんだけど」とか
休み時間はほぼ何かの企画や、話し合いなどで動き回って
忙しい忙しいと言っては、それが大好き。
マルとエルの学校は何かを発表する機会も多いのですが、
Canvaとかグラフィックデザインのソフトウェアを使って、
パワーポイントでプレゼンしたり、
そういうことも最高に楽しんでおります。
もとは、キリスト教の学校に行きたいと入ったけれど、
まさかこんな感じで学校にハマるとは!
ちなみに、四年生が終わろうとしている今は
担任先生と副担の先生にプレゼントを渡そうと班長会議で決めて、
手作りキーホルダーと手作りランチョンマットを制作してるらしい💛
マルはランチョンマット担当グループらしいのですが
家庭科の先生に直談判して、
休み時間ミシンを教えてもらっているのだそうで。
学校で完結させる行動力の高さは偉いなーと思いました。
というわけで、今の学校が最高に合っているマル。
中学受験はせずに、内部進学と決めたけど・・・
では、残りの2年間どうやって過ごせばいいのか?
とはいえ、個人塾の検討をしてみた
内部進学と決めても、全く何もしないでいいんだろうか・・・。
5年生とか6年生になると
速さとか割合、比とか場合の数とか
色々難しそうなの出てくるし💦
そんな心配から
👩🦰「塾でも行っておく?」と聞いたら、
👧「あ、大丈夫。分からなかったらYoutubeで調べられるから。」
とあっさり🤣
ですよね~。
今はYoutubeなんでも調べられるし学べる時代。
マルってそういうとこクールなのです。
まぁ、ただ勉強に興味がないだけなのかもしれないけど😆
ということで、個人塾も検討してみたものの、
その検討は一瞬で終わりました。
4年の終わりからは、家庭学習で使う問題集は1つに
でも、
感覚的に生きているエルとは違い、
コツコツと日々の努力が出来るマル。
国語は、読書のおかげでNO勉でも大丈夫そう。
理科と社会は、学校の勉強である程度大丈夫そう。
(社会はこども新聞と日々のニュースを観て家族で会話したりしております)
算数どうしようかな~。と悩んで本屋さんに行ったら
良さそうな問題集を見つけた。
教科書準拠か、中学受験向けの問題集が多い中、
ちゃんと説明もあって、教科書にも沿ってて、
少し難しい問題も掲載されてる問題集って
なかなかないのだけど、
ナイスな一冊でした。
ということで、マルと話し合い、
出来る日は、毎日1ページ進めていくことに。
これくらいならいいかな。
嫌がったらやめよう。
中学受験しない場合、どの程度の勉強が必要か?勉強よりも大切なこととは
そもそも、中学受験をしない場合、
どの程度の勉強が必要なんだろう。
学校の勉強だけで足りるのかな。
と悩む親は少なくないと思います。
私も何人かのママ友に相談されたけど、
基本は「学校の勉強だけでいい」と今は思っております。
(もちろん、学校の勉強はマストという考えではなく。
学校に行っていなくてもキラキラしてる子はいますから、
結局はその子次第ということかな💡)
「勉強」は、国算理社だけではない。
それよりも大切なものがあると、
今なら心から思えるんです。
「大切なもの」とは、「その子らしさ」
マルだったら、
フラや、
みんなを巻き込んで何かを企画する力、
読書や、
グラフィックを使ったプレゼンを楽しんだり。
それに、マルは意外と顔が広いんです。
1年生にも2年生にも友達がいるし、
3,5,6年にも、中高にも友達がいるらしい。
それもまた、「マルらしさ」だと思うのです。
その「マルらしさ」を大切にしてあげることが
今は、勉強よりも何よりも大切なことだと
実感しております。
勉強も、結局は「その子次第」で、
その子が好きならやればいい。と思います。
ただ、子どもの将来のためという名目で
実は、親の不安を埋めるために、
勉強させるのは間違いなのだと思います。
「勉強」は国算理社だけではない。
絵を描くことも、外遊びも、料理をすることも、
お手伝いをすることも、何かを集めることも、ゲームをすることも
すべてが勉強になる。
子どもの将来が心配なら、
自走できる力を、子どもにつけさせてあげたらいい。
自走する力は、子どもの好奇心やワクワクや「好き」という気持ちから
生まれるものだから、
子どもが好きなことを応援してあげたい。
「その子らしさ」を丸ごと受け止めてあげたい。
そんな風に考えている今日この頃です。